前髪

まだあげそめし前髪の

島崎藤村は関係なくて、前髪って大事だて話です。
大人だろうが子供だろうが。
ましてはJKたる長女にとっては。


長女は髪を低くひと括りにしています。
中学校の校則はまぁ、普通に緩かったので結び方がどーたらてこともなく。
天パだったので、ふわふわしたゆる巻きの髪が纏まらないのを嫌がって?ずっとほぼひとまとめな3年間だったのです。

前髪は気が付いたら後ろに纏められる長さだったのでそれも合わせて纏めていて。
お陰でデコ丸出し。丸顔に丸いデコ。
そんな中学生でした。

そして現在に至る、なのですが。

JKになって、JKを体現しようとアレコレ実践せていますが、彼女の中でやるべき項目に「前髪を作る」があるようです。


「友達に教えて貰ったけど、前髪は初めて作る時は美容院がイイって!」

ふーん…

「でも、どこまで前髪なの?」

自分で決めなきゃならないよー。
美容師さんに聞かれるよ。

「ええ!どうしたら良いの?」

知らんがな。
自分で良いと思ったところを考えなきゃ。

「ええー!」

(うるさいなぁ)


前髪位、自分で切れば良いのにと思うけど、JKのイメージはそうじゃないんだろうから黙ってました。

夏の暑さと共に髪に対する意識も上がるらしく、ずっと「早く前髪作りたいー!」と叫ぶのです。うるさいです。

そんな長女を見ている内に、自分の前髪も長くなっている事に気が付きます。

そーいや、美容院、暫く行ってないな。
白髪も自分で染めちゃったし、丁度髪も結べる長さになったので、行く気になれない…

とゆー訳で、自分で前髪を切りました。
自分で前髪を切るの、久し振りだなー。
自分で切った後に美容師さんに「自分で切りました?」て言われるの嫌だったし。
でも、自分で納得の長さに出来るのって、気が楽ー。

そーいや、母に髪を切ってもらってた頃は色々面倒だったんだよな。
前髪、ワカメちゃんみたく短ーくされたよね。サイド切られてる時、1度耳たぶ切られて、今も跡が残ってるんだよな。

初めて自分で前髪を切った時は、洗面台の前で一時間位掛けて切ってたらしいし。(当時の母談)

あの時の、私は中学生だっけ?
高校生だっけ?

校則の「眉にかからない長さ」と
私の希望の「額が見えない長さ」を充たす長さを探りながらのカットしたんだよね。必至だったんだよな。

いや!
今もやっぱり前髪、必至!

ずっと切ってもらってたけど、額近くのつむじのせいで、いっつも前髪別れちゃうんだよね!
近頃は、前髪、へたり易くなって直しても変な感じになるんだよね!
これ、年のせいだってこないだ読んだ!

よく年嵩いった女性の表現に前髪分けて額を出してるの、あるけど、コレがソレだったのよね!

わざわざ前髪上げなくったって、額出ちゃうのよねー…。



そんな前髪の話でした。