「女性のADHD」
- 作者: 宮尾益知
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2015/12/11
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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図書館でこんな本を見つけた。
「ADHDは、近年子供だけでなく大人になっても」と言う文を何度か読んだことがある。
私がADHD自体を知ったのもここ最近。
いや、名前を知ったのは10年は前だったけど。それをこんな風に身近に感じたのはここ2、3年だな。その時すでに上記枕詞があった気がするんだけど。
そりゃそうだよねー。
脳のクセつーか、体質みたいなもんなんだから、それが大人になって直るわけないよね。
乾燥肌だったけど、クリームでたっぷり保湿するようになったらカサカサしなくなったよーみたいなもんで、対処法を自分で見つけてどうにかするのが成長であり、大人ってもんだもんね。
て、理解してるんだけど。違ってたら誰かツッこんで下さいな。
今日、見つけた本では「女性の」とあったので、女性特有に困ることってあるのかな?て思ってページを開いた。
覚えてること。
・女性(女児)のADHDは気が付かれにくい
(そもそも判断基準が男性用(?))
・女性として成長して親となると、一貫性の無い親となって、子供に混乱を与える
この2点かな。
女性のADHDが気付かれにくいって所は、幸運であり、不幸な事ですね。
早く気がつかれれば、早期治療につながるからね。
気が付かれないなら、ちょっと不注意な人ですね、で済んでいるってことだから。
2番目の「親になった時」の話。
私は既に人の親になってしまっていて。
親にならなきゃ良かったのかな、と初めて思った。
私のせいで。私の子供達は不幸なのか。
どうなのか。いや、かなり不便や迷惑かけてるな。
私は、末娘にとても助けられていて…
彼女の時間管理能力や、モチベーションを上げるための気遣いにかなり助けられているけど。
彼女はマザコンの気があるから、ままの喜ぶことをするのを嫌がらないけど。
彼女に私から与えられるものが混乱だと思うと。
私って、毒親なんだなぁ。やっぱり。
がっくり。
つーか、「大人のADHD」の本の目次に親になった時の項目あったっけ?
「女性の」に、「親になった時」がついてるって、どんだけ親って母親が基本なんだろ。
あー。生んじゃいけんかったんだなー。