マイノリティ ~サカナクションのモスを流しながら

24時間TVを夏休みの間に見ました。

感動の押し付けだとか、マラソンランナーの決め方があざといとか、色々あるかと思いますが初めてこの番組を見る子供達には、なかなか刺激的な番組だと思いまして。
余り見ることの無い方々をテーマに番組が作られているのでね。

難病とか、身体が自由に動けないとか、視覚、聴覚障害とかね。

聴覚障害の子供達のダンスを披露した後のインタビューを見て、高2長女が「インタビューするなんて失礼だ!」と少々憤慨気味に。
応えてる子達の不安定な発音に対して、「そんな事を晒させるなんて!」と思ったらしく。

外人さんが拙い日本語で答えるのと同じことだよ。
あたしらだって、下手な英語で喋るのと同じ。
インタビューするのは失礼じゃないじゃん。

「あぁ、なるほど。」
「そう言えば、私手話で自分の名前は覚えた!」

前に駅のホームで、聴覚障がい者同士で手話でお話ししてて、電車が来たから片方は電車に乗ったんだけど、片方はホームで。
電車のドアが閉まっても、窓越しに手話で会話してて。

「へー!」

映画館とか静かにしなきゃならない時も、ずっと喋ってても良いから便利だよー。

「おおー。」

(ホントはその後、手話なら外国語手話同士でも、3日もあれば通じ会えるって話もしたかった。ホントなのかなぁ。)



視覚障害の人の話になって
「手術して治ったりしたら、嬉しいだろうね」

生まれてからずっと見えない人が見えるようになったら。

「新しい世界で、毎日がビックリで!」

今迄読んでた文字、点字が役に立たなくなってー

「ん?」

その年から、1から漢字を学ばなならなくてー

「イヤー!大変!」

運悪く日本に生まれた人ならば、

「運悪く?日本?」

漢字とカタカナと平仮名の三種類を覚えなくちゃならないよ!!

「キャー!!大変!!」



とまぁ、私の知ってる狭い範囲ながらも、彼女の知らない世界を知らせる事が出来た。