縁は異なもの味なもの
そんな歌があったよーな。
足の冷えがいよいよ酷いので、医者に行こうと。
手足の冷え→冷え症→漢方→漢方医
て感じで、漢方医を探すことにした。
会社の近くかに自宅の近くを探して、
自宅から自転車で行ける距離のを見つけた。
その日は会社を休んで息子の通院に付き合った後に、漢方医へ向かう事を予定していた。
午前の診療にギリギリ間に合い、血圧と尿検査をして問診。冷え症用の漢方を処方された。
「味わって飲んでみてね。」
味わう??
「相性があるから」
「必要な人には美味しく感じるんだよ」
あぁ、聞いたことある…
「あと、血液検査、しときたいけど次回ね。
今日は心理検査を受けてもらおうかな。」
そう言えば、ここは漢方医だけど、心療内科もあるんだっけ。
ストラテラとか貰ってる身としては、なんか縁があるなぁ。この方面。
その後、掛り付医に行って、ストラテラとコンサータを貰いに行った。
仕事が忙しくて行けなかったのでしょうがないが、今日を逃すともう明日飲む分はなかった。
仕事の合間に取りに行こうとして忘れて延び延びになっていて、わざわざ仕事を休んだのに仕事場近くの病院へ行くはめになる自分の段取り力のなさに落ち込みながら電車に乗って向かった。今年最後の診療を5分ほどで終えて薬局に処方箋を渡す。
名前を呼ばれると
「お薬手帳拝見しましたが、漢方を始めたんですね。」
「このお薬不味くて有名ですけど、ストラテラとかとの影響は心配ありませんから、安心して下さい。」
はい
(不味いんだ、漢方は。美味しく感じられるといいんだけど)
ネットや主治医から薬の飲み合わせの情報はもう得ていたけど、薬剤師からもそう言われるのは、面倒半分、又、安心を半分する。
「この先生は、私の主治医なんですよ。」
え?
にこにこと話す薬剤師さんの顔を、初めて見返した。
「この先生、ころころ薬を変えるけど、大丈夫ですよ。腕の方は確かです。○○の○○の○○で…、○○で、」
へえー、そうなんですか。
その後、正月準備の始まった町を歩いて自宅に向かう為駅に向かう。
あの薬剤師さんをあの薬局で見るのは初めてだった。運が良かった。今日の休みにここまで来たことに意味もあったんだな。
良かった。