女子力育成中

今年中3女子になった長女は、この3年間女子力向上に邁進した。

私もそうなのだが、女子力レベルの低い人間なもので、中々社会的にから逸脱している。
私も女子として、と言うよりは良いオトナとして及第点を取れるよう気を付けている。(つまり未だ色々アヤシイ。)

元々、私も長子で、母も働いていて、しかも彼女も女子力の低き人。
手本となる人がいなかった。(言訳)

しかしながら、女子力低き祖母に育てられた母に育てられた長女中3女子が、良き友人に恵まれ、最近の女子力伸び率は目を見張るものがある。

洗顔料にて顔を洗う様になり、私服の希望を言うようになり、毎日ハンカチを忘れなくなってきた。

日焼け止めはまだまだ塗る気にはなれないらしいが、日焼けはしない方が良いんだよ、ホントに。手の甲まで塗るべきなんだよー。

と、可愛いくしようとする心と習慣が身に付いてきてヨシヨシと思っていたら。


「ママ、髪の毛跳ねてるよ。」

彼女の指摘を有り難く頂戴して、ドライヤーで直そうとする。
自慢じゃないが、緩い天パ持ちなので、ドライヤーはほぼ使ったことがなく(低女子力証明)、中々なおらない。


「髪の内側からとかすと、巧くいくよ。」

そうなの?

「やったあげる」
「可愛くなったよ」


中年女に可愛いいって言う当たりも含め、
彼女の女子力は私を既に越えているかもしれぬな。