小説「全てがFになる」

すべてがFになる (講談社文庫)

すべてがFになる (講談社文庫)

一昨年位にテレビドラマになり、第1話の途中までしか見ていなかったので、気になってた。

森博嗣は、前に短編を一話だけ読んだきり。この方は大学の先生なのかしら?
もしくは院生?
大学生活がリアルなような、そうでないような。
その時面白かったのは、「暴露実験」の話。実験あるある。本の題名すら覚えてないけど。

さて今回の話は、又古本屋にて購入。108円。
シリーズ化されてるし、昔の刊行物だし、
推理物だしと敷居が高かった。

何せテーマに天才博士の密室犯罪。
うげぇ。
絶対自分が話に取り残される自信あった。


でも、1996年 発行だそうで。その頃のネットに対しての知識ですむ話だったので多少は分かる。
ウィルスの話にトロイの木馬とか出てくるのに、懐かしさを感じられたし。
バャーチャルリアリティて単語、今はもう使わないもんなぁ。
いや、それでもトリックとか全然分からなかったけど。
大学助教授という、その分野に置いての最先端知識を持つ方ていう設定なので、その当時の一番新しい考え方を話すシーンがある。
その時の想像と今が多少は違う事に、本のページがが黄色く古びているのと同じ理由に思えてしまった。


テレビドラマで解答を見れていない話もあるので、他のシリーズを読むかどうか少し迷う。