2017年終了まで後10日とちょっと

今週のお題「今年中にやっておきたいこと」だそうです。


今年の3月末辺りから、ずーっと色々医者にかかって医療費控除額まで後少し。

現在、一日中冷たい足をどうにかすべくー。
運動もしなくちゃねーと思いつつー。
多分更年期も入ってるけど、冷え症検索ー。漢方医検索ー。


つーか、朝起きた時点で、布団の中の足が冷たいって。
会社行っても寒くなくても、足だけ靴の中で冷たいって。

よくよく考えれば(いや、考えてなくても)
冷え症なんでしょね。

医療費控除額までの言い訳もあって、
漢方を試す気持ちになれた。
いや、いかにも更年期的でやだなぁ、て思ってたから進めなかったんだよね。
でも、健康って素晴らしいんだから、そこまでいきたい。

さ、医者が休みにはいる前に探さねばね。

今年買って良かったもの

今週のお題は「今年買ってよかったもの」だそうで。

そりゃもう
ストラテラ」と「コンサータ

これにつきる。

今年の3月末から始めた訳だが、

これのお陰で
ひどい落ち込みをしなくなったし、
ミスも多少減ったし、
聞こえが良くなったし、
話してる間に言おうと思ったことを覚えてられるし。

生活が楽になったなぁ、と思ってる。


幸い、酷い副作用が、殆んど今のところ無い。
このまま続けられたら良いなぁ。

十二大戦(西尾維新(アニメと小説))から始まり

今期のアニメは割りと気になるのが多くて。

十二大戦
宝石の国
魔法使いの嫁
・クジラの子等は砂上に歌う

下の3つはマンガ。
最初のは西尾維新の小説。

西尾維新はドラマになった掟上今日子さんシリーズの話から興味をもって一冊読んだ。
ドラマは面白かったけど、小説はイマイチだった。だってドラマと続きを読みたくて買ったからしょうがない。ガッキーと厄介さんに会いたかったんだもんね、とその時は納得した。
でも、物語シリーズは、そのアニメを最初にみたんだ
けど、何だか多分好きじゃないと近寄らなかったんだよね。

んで、今回、
アニメの十二大戦を見たのだけど、
OPの音楽が好みで。
小説の表紙の挿し絵も何だか心惹かれて。

途中から録画し始めて見始めた。

したらば、中3女子がOPに惹かれてYouTubeでヘビロテ。
曰く、辰巳の兄弟の見てくれにやられたらしい。
一番上がハマったのを確認後、小説を購入。登場人物紹介部分を音読して中1男子と小5女子に読み聞かせる。
→2人ともハマる。(してやったり)

小5女子も中3女子とOPをヘビロテ。
中1男子は数日の内に小説を読み終えた。
(したやったりwithガッツポーズ)


その流れに乗って、宝石の国も皆で視聴。

この人はさー、話が面白いんだよー。
絵は下手なんだけどねー。

中3女子「漫画家なのに、絵が下手なの?」

そう!
絵が下手なんだよ!
でも、アニメ化する位面白いんだよ!

小5女子「キラキラしてて、かわいいねぇ~」

(可愛いだけじゃ、ないんだよ…)
(さらっと 残酷な話だよ…)


女子アニメなキラキラな可愛さ(小5女子好み)
戦闘モノ的なスピード感と残酷さ(中1男子、引っ掛かる)
中性的な世界の謎(中3女子、引っ掛かる)

全員で夢中になりました。



中3女子「今期は面白いの多いなぁ。」

うん。当たり年だよね。

中3女子「でも、見てる人、居ないんだよ…」

面白いのにねー。

中3女子「アニメばっかり見てるから、オタク系と話が合ってさぁ。」

しょうがないね。あたしが、オタクだし。

中3女子「面白いのに、何でみんな知らないんだ!」
「いや違う!ママが皆が見ないようなのを好きだから!そのせいで!」

でも面白いだろ!?

中3女子「そうなんだよ!面白いんだよ!」

見ないみんなが、悪いんだよ!
みんな
見れば良いのにねー。


中3女子に、うまい具合に洗脳できた。

味噌が出来た

去年の2月くらいに
生協で販売していた手作り味噌作りキットを購入した。



子供の頃、一度だけ母が味噌を作った。

味噌樽なんぞもなく、大きいタッパに味噌玉を詰めて、床下に保管。
それをすっかり忘れた頃に、床を開けてみたら発酵して味噌になったものがタッパから溢れ出て床下の狭い収納庫を汚していた。ベタベタに汚れたタッパを慎重に床下から持ち出し蓋を開けた。
中から、潰れた煮豆とは違う強い匂い。味噌の匂いだったのだか、汚れた場所からそれと同じ匂いで同じものがタッパの中から更に強い匂いを放った。

蓋を開けた表面は、黒く土か泥にしか見えなかった。溢れた分の汚れも、まるで雨に降られた後の泥はねのようだった。母は床下に頭を突っ込んで、溢れた味噌を拭いていたが、私はの手伝いもせずに、気持ち悪く、大変だなぁと眺めてただけだった。

そんな泥か土か分からないものの真ん中辺りを切り取る様に掘ってお弁当箱程の小さいタッパに詰め替える。清潔なタッパに詰めらたのを見て、やっとそれを味噌だと思え、肩の力が抜けた。

母は、勿論それを料理に使った。
味噌の匂いを妹は「変な匂い!」と叫んだ。「これが正しい台所の匂いなんだよ」といなす。
いつもと同じ様に食事を用意する母。少しの間はハラハラと見守っていたがそれも途中で飽きてテレビを見はじめる。

一瞬全てを忘れ食卓に着いたが、又母が「手作り味噌の味噌汁だよ」と声をかけた。それは、その言葉を理解する前のお碗を手に取って一口飲んだ後だった。

味噌汁になったとたん、市販の味噌より香りが強いこと、大豆が潰されきらずに豆の形を残してお椀の中にあること、舌触りがざらざらとしていること、それら嫌悪感なくを美味しく思った。
一転して、味噌汁が出る度に少しづつ減っていくのを惜しむ様になる私。

別にこのせいで味噌汁が好きになったわけではないと思うけど、手作り味噌は美味しいものと印象が残った。でも同時に、大変なものと言う印象も強い。
そのせいで、いつか味噌を作ろうとずっと思っていたが、行動にはうつさなかった。

生協で味噌作りキットの販売しているのに気が付いても、それを眺めるだけで、市販の味噌の値段と比べ、一年で食べられる味噌の量を計算し、失敗したときの腐敗した大豆の処理を想像して、手を出さずに見送っていた。

が、去年は弟の嫁さんが自作しているのを聞いて、対抗意識が働いて買ってみた。

その手作り味噌キットは、昔より生の大豆ではなく茹でた大豆が入っていて、作りや易くなっていた。
小さくもなくなった子供達は、邪魔にはならなかったが、全く興味も示さずに手伝わない。
味噌玉は3キロ分もあって、持ちのタッパには入りきらない。梅シロップを作る5Lのガラス瓶。内蓋を無くしたせいで使わなくなっていた物。これに入れることにした。

透明なガラス瓶に、茹で潰した大豆を、詰め続ける。味噌玉と味噌玉の間に空気を入れないように、の注意書を守ろうとぐいぐいと押し込む。狭い瓶の口に腕を突っ込んで、全ての味噌玉を収めた。内蓋代わりにラップを大豆の表面な何枚も被せて、重しになるべく大きなカップ酒ビニールにくるんで乗せて、完成とした。透明の瓶だが、暗い場所にしまえば大丈夫な筈だ。階段下の収納庫に入れればいい。

瓶の側面から、潰れた大豆を眺めた。

ここから味噌が溢れたら どうしよう。
この煮豆が腐敗したら どうしよう。

そんな心配をしつつも、階段下の収納に入れた後は放っておいた。
夏の前には食べ頃を迎えた筈だったが、
秋を迎えても蓋は開けず、年末が近づいてきた。
流石に年を越すのはどうかと思って、収納ーから引っ張り出してみた。

見事に味噌になっていた。
表面近くは酸化が進んで黒く固かったが、カビは見えなかった。腐敗はしなかったんだ。瓶の中から、味噌を掘り出して700mlのタッパに詰め替える。
美味しそうな味噌の匂いがした。


夫はそれを使って鶏のささみを味噌漬けを
大量に作った。
味噌がタッパに詰め終わったのを見た子から、味噌焼きお握りのリクエストが掛かる。
丁度、下の二人の空手の試合のお弁当に入れた。好評だった。


怯えていた程大変でもなく、腐敗せずに、味噌になった。良かったと思う。


今年も作ろうか。どうしようか。
ちょっと、出来上がったその味に満足していない。他の産地の味噌キットが良いのかな。発酵期間が長かったせいなのか。

又2月になる前には、決めなくては。

迷いながらも進める

快適だ、と言ったが

交通違反で捕まる(同じ場所で2度)

財布をなくす

○○をなくす

おろしたお金をなくす

を4ヶ月の内にやった。

特に交通違反以外はここ一ヶ月の内にすべて敢行。



正しい手順で生活しているつもりだが、
確かにふとした 無意識の行動の時に、
―空白の時間があって― その時に私は何かをしたんだろうけど、
全く覚えたいない。

こんなことは、いつもあることだから、
今更落ち込んだり悲しんだりは、しない、けれど。


なんとなく、普通に、上手に、何でも出来るようになってきたのに…とは、悲しく思った。


でも実は、快適だと言ったものの、
不満に思っている部分もあった。
でもそれが、自分の高望みなのか、正当な要求なのか、判断が付かずにドクターへは相談の範囲に留めていた。

今回は、意を決して、コンサータ増量の要望を示した。


ドクターは、最近の仕事量の確認と、要求の切っ掛けを確認をし、
「まだマックスまでには余裕もあるしね」
と増量を認めてくれて、処方してくれた。


それまでの処方
ストラテラ 120㎎
コンサータ 27㎎
ですら吐き気に悩まされることもあったが、今度はどうなるのだろうか。

コンサータを飲んでいない土日は最近酷く眠く、昼間で寝ている。
体調なのか、疲労なのか、薬のせいなのか。
分からないな。

でも、「求めよ、さらば与えられん」だ。
根気よく、探して求めていくしかない。
だから、不都合を感じる間は、求めて良いんだ。

と、自分に言い聞かせて、不安な気持ちで薬を飲み込む。

快適だ

コンサータの服用を開始してから又
病院へ行き、更にコンサータの量を増やして貰った。

ストラテラを処方して貰った時もそうだが、
「パフォーマンスの向上を実感できましたか?」と問われる度に
「多分」と頭につけてすべて答えていた。

多分、聞こえが良くなったような
多分、忘れっぽいのが減ったような
多分、思い出すのが楽になったような


正直コンサータが開始された最初の週も
同じだったと思う。

そこから増量して、1週間。

人と話をしていて、パニックにならない。
パニックだったことを自覚できる程度に落ち着いて話を出来ている。

落ち着いて話をしている上に、
前回量時より、思い出しが出来ている。
そして、それを相手に伝えることが出来ている。

これは、私の個性の領分なのかもしれないが、私は他人に間違いを指摘することが出来なかった。
相手が間違えている場合は、指摘することに恐怖感があったし、それを指摘しない場合の不利益が自分に掛かる場合は殆んど気にしなかった。
相手が不利になる場合なら、どうやってそれを伝えるか四苦八苦しながら言葉と機会を伺うか、又はやきもきしつつも黙っていた。それが何の葛藤もなく口に出来ていた。

そう考えると最近の
自分のミスで相手に余計な手間が生じる場合、その連絡時に酷く緊張してその日1日不安が離れなかったが、今はそれがなく依頼をしている。

コンサータだけでなく、ストラテラの服用の感想に読んだが「感情の切り離し」がこれなのかも。

いや、これは鬱症状から抜け出たのかな?
いやいや、そもそもの私の個性領分らしき部分の変化…な気もするし…。

つまり、薬によって
自分の個性の領分が変化したのか
鬱症状が軽減されたのか
どちらか分からないけど、精神的負担が日常生活に軽減されている状況になっているのだな。

世の人々の日常となこんな感じなのか?
なんて素敵なんでしょう。

読みかけの本

ちょっと業務が落ち着いたので、以前買ったまま読んでない本を読み始めた。

怪人二十面相江戸川乱歩
「日本の古典を読むシリーズ雨月物語冥土の飛脚、心中天の網島」

怪人二十面相」は、
小学校の図書室でこのシリーズを何冊か読んだ覚えがあるが、1冊か2冊か。この題名では無かったもの。
たまたま古本屋で見つけて、娘が喜ぶかもしれないと思って買った。
去年の年の始めの頃にNHK江戸川乱歩の特集をしていたのもあって手に取った本だった。
読み始めると、まるで紙芝居の口上を聞かされているような滑らかな語り口。その滑らかさが胡散臭くて怪しい怪人のいる日本を想像した。出てくる人物も浮浪者、下女下男、金持ちの老人、国宝級の由緒ある品々。やたら闊達な怪人と正義感の溢れた美丈夫な探偵と。
予定調和からはみ出さない安心感のあるストーリが進んでいく。
古い物語の言い回しとその時代の価値観を眺めながら、私はその当時は何も知らないで、分からないまますらすらと読んだんだと思い出した。


「日本の古典を読む」のシリーズはハードカバーで2㎝は厚みが有って、持ち運ぶと重かったが、現代語訳と原文を交互に並べてまとめてある。帯の紹介に「歴史小説を読むように古典文学を読む」と言う文を見て手が伸びた。古典自体は嫌いだったけど、雨月物語を1度読んでみたかったし。

物語の解説もカラーページも有って読み応えがある…から厚くて重いんだろうけど。
読んでみると現代語訳が美しいと思った。その後に原文を読むと何となく意味は解るし、原文自体のリズム感も楽しめた。
古典の授業の時は訳しながら解説も聞いて、と中々ストーリーまで楽しめなくてモヤモヤした。助詞の活用とか本当に面倒だったのまで鮮明に思い出し、(それこそその時の古文の先生の声まで)苦々しい気持ちになった。これが今なら楽しめるのは、テストに関係ない気楽さのせいなんだろうけど。



と、楽しんでいたのに、途中からこの二冊を投げ出した。


そもそも最近読むものは、スマホからの文章ばかりで、本、紙の重さを肩に乗せるのに厭きてきたせいもある。

けど、
怪人二十面相」は、怪人が下準備を、お金と時間をかけてやっているし、対する探偵はプライドと命をかけて対峙しようとしている。どちらかいつか負けるのをハラハラしながら読み進める。
そして、私はどちらにも負けて欲しくなくなってきていた。


「日本の古典を読むシリーズ」は
雨月物語を読み終えて、冥土の飛脚を読みはじみたが、商売が上手くいっていた店の若旦那が、何だか最近様子がおかしいと年老いた母親か心配している。折しも今日は金を返せと言う話を朝から何度も聞いた、
一体どうしたんだろう、と不安ばかりで店の人間にこぼしていた。
きっとこの話は、若旦那がやらかして店が傾いてしまうんだろう。親を悲しませて店に迷惑をかけて、当人は逃げてしまうのかも…と想像した。


どちらも読みたくない内容。
それでストップ。
幸せな冒険物語位な話でないと、
読む気になれない。読むに耐えない。

こんな風にストップするとは。
そう言えば。雲行きの怪しくなってきたらドラマも、途中で見るのを止める。
メンタルの弱さよ。